2022/09/04
2012年にFITが導入されてから国内では、太陽光発電設備が急速に普及するようになりました。その普及の裏で、営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)と呼ばれる太陽光発電設備も増えてきております。
今回はそんなソーラーシェアリングとはどのような仕組みなのか。見ていこうと思います。
ソーラーシェアリングとは、田んぼや畑などの農地で太陽光発電事業を両立させる仕組みのことを言います。具体的には、農地を雑種地に転用して野立ての太陽光発電設備を建設するのではなく、農地のままで、農業を行える空間を確保した支柱の上に太陽光パネルを設置するという仕組みになっております。
ソーラーシェアリング向けの作物はどのようなものがあるのか気になるかと思います。
まず、おさえていただきたいのですが、植物には以下の3種類に分けられます。
陽性植物 | 日射がいい場所で生育する植物 |
半陰性植物 | 陽性と陰性の中間の植物 |
陰性植物 | 日陰でよく生育する植物 |
ソーラーシェアリングを行う場合、ソーラーパネルの下で作物を育てることになりますので、反陰性・陰性植物になってきます。
農林水産省が公表しているソーラーシェアリングの収穫情報は以下の通りです。
土地利用作物 | 米・麦・大豆・そば |
野菜類 | 小松菜・ネギ・かぼちゃ・芋など |
果樹 | ブルーベリー・葡萄など |
観賞用植物 | 榊・しきみなど |
その他 | 椎茸・キクラゲ・お茶など |
このようになっております。
2022/09/03
インパクト投資は企業や団体への投資において、財務的なリターンを生むだけでなく、社会的かつ環境的インパクトを生み出すことを目的にしている投資行動のことを言うのですが、この投資行動と類似した投資として”ESG投資”がございます。
そこで今回はインパクト投資とESG投資の違いについてご紹介させていただきます。
インパクト投資とESG投資は類似しておりますし、部分的に重なるところもございますので、全く別物というのは難しいです。
インパクト投資は冒頭にもあるとおり「企業や団体への投資において、投資財務的なリターンだけでなく、社会的・環境的インパクトを生み出すことを目的にしている投資行動のこと」
対して、ESG投資は財務情報だけでなく環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)要素などの非財務情報も考慮した投資のことを言います。
この両者の大きな違いは、重視している対象になるかと思います。
インパクト投資は「社会的な問題を解決するべくインパクトを起こすこと」でESG投資は「財務的に収益をあげると考えられる案件に投資し、リターンを得ること」にあります。インパクト投資でもリターンは求めますが、インパクトを重視しているという点がESG投資とは異なる点になってくるのではないでしょうか?
インパクト投資は効果や影響を可視化できるように数値で表しております。社会的な課題解決に取り組む企業経営が重視されてきており、企業としてもインパクト投資は無視できない存在になってきておりますので、このインパクト投資は今後さらに注目されていくのではないでしょうか?
2022/09/27
近年、「インパクト投資」が注目されてきておりますが、インパクト投資とは、従来のリスク+リターンの定義に「インパクト」を加えた投資になります。
ではなぜそこまで「インパクト投資」は重視されてきているのでしょうか。
インパクト投資で取り組む課題は、社会的に支援するべきと考えられているものが多くございます。一般的には社会問題は社会保障として国や地方自治体などが問題解決に向けて取り組むものではございましたが、少子高齢化が進む中で、財源の確保が難しくなってきておりますので、全ての社会問題を公的な支援で解決することは難しいと言われております。これに加えて世界的に取り組まれているSDGsに対する資金支出も必要になってきますので限られた財源で解決することは難しいので、民間資金の活用が必須となってきております。
企業の社会的責任をはじめとし、社会的課題の解決に取り組む姿勢や中長期的に持続可能な企業経営を行うことは、株主や社会全体からも求められてきておりますので、重視されてきているというわけです。
ここでは、インパクト投資にはどのようなものがあるのか事例をご紹介いたします。
子育て中の働くシングルマザーの起業を支援する事業となっております。新しい働き方の提案として、起業スキルや事業資金のサポートを行います。
10年以上取引がない休眠預金を社会課題の解決や民間公益活動促進のために活用するという事業になっております。
育児や介護などのライフイベントとともに働き続けられる環境づくりを行う企業に投資を行うものになっております。
このようにインパクト投資は社会的に支援するべき問題に取り組むものとなっております。
2022/09/01
再生可能エネルギーに注視した投資がここ数年で投資家の間で注目されてきております。有名なところで言うとESG投資がございますが、最近では「インパクト投資」が注目されてきております。そこで今回は”インパクト投資”の定義や評価方法をご紹介いたします。
インパクト投資は、企業・団体への投資において財務的なリターンだけでなく社会的・環境的インパクトを生み出すことを目的にしている投資行動と定義されております。インパクト投資では従来の”リスク+リターン”に加えて「インパクト」が求められていると言うことになります。このインパクトとは「短期か長期かを問わず、人や地球に対する影響や変化」のことを言います。
インパクト投資は4つの構成要素で成立しております。
つまり、インパクト投資では社会的な影響を求めつつ、同時に収益を得る必要があると言うことになります。ですので、リターンを求めない寄付や補助金、助成金などとは異なるのが特徴になります。
インパクト投資の特徴の4つ目に「インパクト評価を行うこと」と言う項目がございましたが、これはどう言うことなのでしょうか?
インパクト投資では社会面・環境面での問題を解決するためのインパクトが起こせたかどうかを、定量的・定性的に把握をしていきます。そして、それをもとに投資戦略がマネジメントされているかどうかも評価の重要なポイントになってきます。
2022/08/06
近年、機関投資家が取り入れている考え方として、「ESG投資」というものがございます。
ESGとは「Environment(環境)」「Social(社会)」「企業統治(Governance)」の頭文字をとった用語になります。2006年に国際連合が投資先を判断する際にESGという考え方を取り入れるように提唱いたことで、一般企業や個人投資家などに伝わるようになりました。
ですので、ESG投資先に選ばれることができれば、企業価値がアップするなど様々なメリットにつなげることが可能です。
ではどのようにすればESG投資先に選んでもらえるようになるのでしょうか?
まず、ESG投資のEである環境の視点で取り組みを行う場合は、再エネの活用や脱炭素経営など、環境に配慮された経営や製品の提供を行っていく必要がございます。
例:
など様々ございます。
太陽光発電事業は検討しやすい材料の1つと言えるかと思います。というのも、太陽光発電を取り扱っている販売店は多く技術も向上してきているので発電効率も良くなってきております。FIT認定を受けている土地であれば売電収入を得ることも可能です。
次に、ESG投資のSである社会の視点で経営を行うには多様性とワークバランスを軸に対策を講じていくのが重要になってきます。
多様性を軸とする場合は求人募集の際に性別た国籍など差別的な内容が含まれないように注意します。また社内でも差別的な言動や行動がないかチェック体制を見直す必要がございます。
ワークバランスを軸とする場合は、有給休暇を取りやすい社内体制の仕組みを作ったり、育児休暇などで休暇を取っても職場復帰しやすい環境づくりなどが求められております。
最後に、ESG投資のGである企業統治視点で取り組みを行う場合は、リスク管理や透明性の確保といった点を重視しながら経営を進めていく必要がございます。
リスク管理については、社内の不正や不祥事のリスクを抑えるための社内規定や監視訂正を強化していくのが基本となります。
このようにESG投資先として選んでもらうには、以上のような点をクリアし、企業のアピールを行うことで投資先として検討してもらえるようになってくるかと思います。
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