系統用蓄電池のデメリット

2023/05/29

系統用蓄電池メリットがあればデメリットもあります。今回はそのデメリットを紹介したいと思います。

設置スペースが必要

蓄電池は屋外・屋内のどちらかに設置しますので、場所の確保が必要になります。家庭用蓄電池の目安のサイズは、幅約80cm/奥行約40cm/高さ約100cm/が必要です。また設置場所は高温や低温になりすぎず、結露しない場所が望まれます。長く良い状態をキープするには設置場所の事前調査もしっかり行うことをお勧めいたします。

貯めれる容量は決まっている

蓄電池は容量によって貯められる量、使える量は異なります。

【蓄電池】と言っても、電気を貯めれる量は無限ではございません。ポータブル式や小型製品は蓄電容量が少なく使った分は減るので、非常時に電気を使うとなれば足りない場合があります。蓄電池には【モード設定】【放電開始時間】【残量】などの設定があります。設定等などを使いこなすことで、蓄電ライフが快適になります。蓄電池に貯めた電気を使う際には、【使える量(残量)】を意識しながら使うのが大切になってきます。

蓄電池は徐々に劣化する

メーカーカタログ等に記載されている寿命やサイクル数はあくまで目安であるため、使用環境や使い方によっては劣化が早まる可能性があります。リチウムイオン電池は、過充電や過放電を繰り返したり、極端に高温での環境で使用すれば劣化が早まるともいわれています。そのため、蓄電池の寿命について確認する際は、蓄電池のご利用環境や使用頻度も考慮に入れることをお勧めいたします。

初期費用が高い

蓄電池の翁ネックは設置コストが高いということです。機種によっても異なりますが、一般家庭で導入される4~8Wh程度の蓄電池の場合であれば、150万から250万の費用になることが多いです。

蓄電池の導入による経済効果は太陽光発電の設置状況やライフスタイルによりますが、現状の導入コストでは蓄電池を導入したほうが経済的にお得とは言えないのが正直なところです。

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