住宅用太陽光発電の普及はいつからなの?

2023/04/19

「太陽光発電って、結構歴史浅いんじゃない?」 「太陽光発電の普及はいつから?」

と考えの方も多いのではないでしょうか?

一般家庭にも設置できるほど身近な存在となったのはここ25年程度です。しかし太陽光発電システム自体は、実は何十年も前に誕生しています!今やすっかり馴染み深い存在となった太陽光発電だが、一体いつ世の中に誕生し、住宅用まで普及するに至ったのでしょうか。ここでは太陽光発電の始まりから、住宅用太陽光発電システムが普及した今日までの軌跡を辿っていきましょう!

太陽電池の発明はなんと60年以上前!

今から60年以上前の1954年、アメリカの研究施設で世界最初のシリコン太陽電池が発明されました。この太陽電池は1958年、人工衛星『ヴァンガード1号』に搭載され、宇宙に打ち上げられるという形で初めて実用化されています。前年の1957年に打ち上げられた人工衛星がわずか3週間で電池切れしてしまったのに対し、ヴァンガード1号は6年以上の活動を成功させました。
この記録を見れば、いかに太陽電池が偉大な発明であったかが分かりまね。アメリカでの発明から一年後の1955年には、日本でも国産メーカーにより国内初の太陽電池が作成されました。

太陽光発電普及のきっかけはオイルショック!

普及に向けた開発が難航していた太陽光発電ですが、その研究を飛躍的に進めるきっかけとなったのが、1973年に起こった第一次オイルショック。リアルタイムで当時を知らなくても、歴史の教科書などでトイレットペーパーを買い占める人々の写真を見たことのある方はおられるのではないのでしょうか?当時ほとんどの燃料をアラブ諸国からの石油輸入に頼っていた日本は、原油価格の高騰により経済面に未曽有の大打撃を受けたがこの混乱をきっかけに、限りある化石燃料に代わる再生可能エネルギーの普及が重要視されるようになりました。

「サンシャイン計画」

第一次オイルショックの翌年1974年、政府は「サンシャイン計画」を打ち出す。この計画は環境とエネルギーに関する問題を抜本から解決していくことが目的とし、専門の技術研究分野には策定年から1992年までの間に約4400億円が投じられた。これにより潤沢な資金を得ることが出来た再生可能エネルギー分野は、念願だったシステム実用化への道を着実に進んでいきます!サンシャイン計画の後押しもあり、幅広い普及に向けた研究が進んでいた太陽光発電。やはり設置やメンテナンスに高額な費用がかかることから、しばらくの間は産業用の普及に限られていました。

遂に住宅用太陽光発電システム登場!

1992年に策定された「ニューサンシャイン計画」によって、太陽光発電の普及は新たな局面に進展していきます。
前身であるサンシャイン計画は「エネルギー供給源の確保」が主な目的だったのに対し、ニューサンシャイン計画はより一層環境保護の側面を強めたものでした。
中でも太陽光発電システム普及促進の動きは目覚ましく、遂に1993年、待望の住宅用太陽光発電システムが登場します。

村岡-鹿児島の太陽光発電

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