2022/12/03
自家消費型の太陽光発電設備の導入が多くの企業や自治体の中でも進んできております。そんな自家消費型の太陽光発電の導入をしていく上で、産業用蓄電池の導入の有無については是非が分かれるところです。そこで今回は自家消費型太陽光発電において産業用蓄電池は導入する必要があるのか?ご紹介いたします。
まず、産業用蓄電池についてご紹介いたします。産業用蓄電池は、工場やお店などで使用されております。NAS電池式と呼ばれるものが多く、容量が大きいものを指します。主に工場の非常用電源として使用されますので、一般家庭で使用されることはございません。
蓄電池を導入することで、電気代の節約につなげることが可能です。電気代は深夜の方が単価が安いことがほとんどだと思います。そこで深夜の比較的安価な電気を蓄電池に貯めておき、単価の高い時間帯(日中)に貯めていた電気を使用することで、電気代を抑えることができます。また、自家消費型の太陽光発電設備を導入していれば、パネルで発電した電気を蓄電池に溜めることができるので、日中に発電した電力を使い、余った電力は蓄電池に貯めます。そうすることでも電気代を抑えることが可能です。
災害が起きた場合、停電になることが多いかと思います。蓄電池を導入することでこういった停電時の電気利用も可能になります。
蓄電池は高額ということもあり、費用の面で導入を諦める方も多いかと思います。ですが、多くの自治体では導入をサポートする補助金もございますので、そういったところを利用することで解決できる可能性はございます。
蓄電池を設置する上である程度のスペースを確保する必要がございます。ですので、敷地に余裕がない場合は自社地での導入は困難になってくるかもしれません。
このようにメリット・デメリットございますが、メリットの方が大きいのではないかと考えております。というのも基本的に挙げられているデメリットは解決策があるというところです。電力が必要な現代、日本は災害大国ということもございますので、保険として導入するのも意味はあるのではないでしょうか?
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