2022/04/27
エコアクション21についてはご存じでしょうか。
エコアクション21は環境省が「中小企業の幅広い事業者が環境への関わりを意識し、行動する」ことを目的として、平成8年からスタートした環境経営システムになります。エコアクション21の認証は積極的に取り組む企業に対して、環境省の管轄組織に所属する第三者からの審査が入り、登録されます。ですので、環境経営を行うにあたっては権威性や信頼性の高い認証になります。
それでは、早速そんなエコアクション21のメリットについて一部ご紹介いたします。
エコアクション21の認証に向けて環境経営の整備を行うことは環境貢献はもちろんのこと、企業の経費削減や生産性の向上につなげることも可能です。エコアクション21の方針に沿った取り組みの中に「ガスの排出が少ない機械を購入する」などの設備投資はもちろんのこと、「エアコンの温度設定管理」や「廃棄物の削減」など、普段からできる取り組みも含まれております。このような取り組みをPDCAサイクルで繰り返すことで、作業の無駄を省くとができたり、電気代等の節約にもつながりますので、メリットは大きいかと思います。
SDGs等環境に対する取り組みが開始されてから、大手企業の間でも環境システムの構築に乗り出すようになりました。その流れから、大手企業が取引先を選ぶ上での条件として「環境への取り組み」を重要視するという風潮が高まっております。つまり、今後より一層環境に対する取り組みを行っているかいないかで企業への業績にも関わってくることが想定されます。つまり、企業が環境に対する意識が向いていることでビジネスチャンスを掴みやすくなってきたと言えます。
以上一部ではございますが、メリットについてご紹介いたしました。
中小企業の間でも環境に対する取り組みは重要な条件となっておりますので、ぜひ取り入れていない方は考えてみることから始められてみてください。
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