エコアクション21について

2022/04/04

近年、環境による意識が深まり、中小企業の間でも環境に対する意識が根付いてくるようになってきました。企業で環境に対する取り組みを行うことで、企業に対するイメージアップにつなげることができます。今回はそんな環境経営をアピールすることができる「エコアクション21」についてご紹介いたします。

○エコアクション21の特徴について

エコアクション21は環境省が「中小企業の幅広い事業者が環境への関わりを意識し、行動する」ことを目的として、平成八年から始まった環境経営システムになります。

・中小企業が容易に取り組むことができる環境経営システム

エコアクション21は、国際標準化気候のISO14001を参考としつつも、中小企業が取り組みやすいように規定が作られております。環境を意識した事業を行いながら、経費削減や生産性の向上など経営面でもメリットが多い取り組みになります。

・環境経営への取り組み規定

環境経営を単にアピールするだけでは、本当に環境にたいして貢献をしていることを証明するのは難しいかと思います。ですので、エコアクション21では自社で把握すべき環境指標を3つ定めております。

1.二酸化炭素排出量
2.廃棄物の排出量
3.水の使用量

以上の指標が基準値をクリアして、さらに省エネルギー・グリーン購入・環境性能が高い設備の導入などの行動を行うことが必要な要件になります。

・環境コミュニケーション

「環境コミュニケーション」とは企業が環境への取り組みを公表するものになります。エコアクション21では環境経営レポートの公表が必要になります。少し手間がかかりますが、企業の発展のためにも惜しまず取り組み続けることが大事になってきます。

・第三者による評価

エコアクション21の認証は、積極的に取り組む企業に対して、第三者が一定の評価を与える形式で実施されております。環境省の管轄組織に所属する第三者からの審査、登録になりますので、権威性は高いものとなります。

以上が、エコアクション21についてでした。環境に対する取り組みは企業経営にとって少し手間に感じつかもしれませんが、企業評価を上げるという意味でも積極的に取り組んでも良い事業だと思います。

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