環境価値を証書化したものとは?

2021/11/03

脱炭素の動きが活発化してきていることから、環境価値を証書化するというような動きが出てきております。今回は日本で出てきている環境価値を証書化しているものを3つご紹介いたします。

○J-クレジット

Jクレジット制度は、省エネ機器や再生可能エネルギーの導入、森林経営などの取り組みによるCO2などの温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証する制度になります。Jクレジット制度によって創出されたクレジットは、カーボン・オフセットや低炭素社会実現に向けての目標達成など様々な用途に活用することが可能です。

○非化石証書

非化石価値取引市場で取引される非化石証書とは、石油や石炭などの化石燃料を使っていない「非化石電源」で発電された電気が持つ「非化石価値」を取り出し、証書化したものになります。小売電力事業者は、自ら供給する電気の非化石電源比率を2030年までに44%とすることが、エネルギー供給構造高度化法によって求められています。この目標達成を促し、固定価格買取制度による再エネ賦課金の軽減を資するために誕生したのが、非化石価値を証書化して売買できる非化石価値取引市場です。

○グリーン電力証書

グリーン電力証書は、再生可能エネルギーによって発電された電気の「環境価値」を証書化したもので、第三者承認機関の承認を得て証書発行事業者がグリーン電力証書を発行します。また、グリーン電力証書の発電電力量・生成熱量に基いて、そのCO2排出削減価値を国が認証することにより、温対法に基づく温室効果ガス排出算定・報告・公表制度等に活用できるようにした制度が、「グリーンエネルギーCO2削減相当量認証制度」になります。

以上が環境価値を取引する3つの証書になります。もし、環境に対する取り組みをされている方はそれぞれ調べてみてはいかがでしょうか。目標達成に活用できるものもございますので、興味深いものではあるかと思います。


○村岡パートナーズでは3つの蓄電池施設を稼働予定です!!

村岡パートナーズでは再生可能エネルギーの固定価格買取型である『FIT型』、遠隔地にある発電設備で発電した電気を自社施設で消費する『自己託送型』自社の発電設備で発電した電力を自社施設で消費する『自家消費型』の蓄電池施設を稼働予定です。

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村岡-鹿児島の太陽光発電

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