再エネ電力、再エネ熱由来のJ-クレジットとは?

2021/10/26

表題の内容に入る前にCDP・SBT・RE100に対して活用できるJ-クレジットについてみていきましょう。


○CDP・SBT・RE100に対して活用できるJ-クレジット

CDPとSBTでは再エネ電力、再エネ熱由来のJ-クレジットを再エネ調達量として報告することができます。具体的には他者から供給された電力、熱(Scope2)に対して、それぞれ再エネ電力、再エネ熱由来のJ-クレジットを使用することができます。

一方ではRE100では、再エネ電力由来のJ-クレジットを再エネ調達量として報告することができます。具体的には、RE100において再エネ化の対象である、自家発電した電力(Scope1)と他者から供給された電力(Scope2)の両方に再エネ電力由来のJ-クレジットを使用することができます。

このようにCDP・SBT・RE100ではそれぞれ再エネ電力、再エネ熱由来のJ-クレジットを再エネ調達量として報告することができます。それでは、この再エネ電力、再エネ由来のJ-クレジットとはどのようになっているのかご紹介いたします。


○再エネ電力、再エネ熱由来のJ-クレジットとは?

再生可能エネルギーに由来するJ-クレジットのうち、太陽光発電やバイオマス発電のように発電力を自家消費したプロジェクトに由来するものが再エネ電力由来のJ-クレジットになります。

再生可能エネルギーに由来するJ-クレジットのうち、バイオマスボイラーのように、熱を自家消費したプロジェクトに由来するものが再エネ熱由来のJ-クレジットになります。


つまり、以上をまとめるとこうなります。

■CDP・SBTに対して活用できるJ-クレジット

・再生可能エネルギーに由来するJ-クレジットのうち、発電力を自家消費したプロジェクトに由来するもの

・再生可能エネルギーに由来するJ-クレジットのうち、熱を自家消費したプロジェクトに由来するもの

■RE100に対して活用できるJ-クレジット

・再生可能エネルギーに由来するJ-クレジットのうち、発電力を自家消費したプロジェクトに由来するもの


もし、上記取り組みでJ-クレジットを活用される際はご参考にされてください。


○村岡パートナーズでは3つの蓄電池施設を稼働予定です!!

村岡パートナーズでは再生可能エネルギーの固定価格買取型である『FIT型』、遠隔地にある発電設備で発電した電気を自社施設で消費する『自己託送型』自社の発電設備で発電した電力を自社施設で消費する『自家消費型』の蓄電池施設を稼働予定です。

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