J-クレジット:CDP・SBT・RE100での活用について

2021/10/26

今回はJ-クレジット活用においてCDP・SBT・RE100の活用方法についてご紹介いたします。

まず、CDP・SBT・RE100についてそれぞれご紹介いたします。

・CDPとは?

CDPとは、2000年に発足したロンドンに本部を置く国際的な非営利団体のことを言います。世界主要企業の環境活動に関する情報を収集・分析・評価し、これらの結果を機関投資家向けに開示しています。気候変動等に関わる事業リスクについて、企業がどのように対応しているか、質問書形式で調査し、評価したうえで公表します。

・SBTとは?

SBTは、温室効果ガス削減目標の指標のひとつで2015年に採択されたパリ協定が求める、いわゆる『2℃目標(1.5℃目標)』が求める水準と整合した、企業が中長期的に設定する温室効果ガス削減目標と、この目標が示す社会の実現に資する目標設定を促す枠組みを指します。5年~15年先を目標として企業が設定する、温室効果ガス排出削減目標のことです。

・RE100とは?

RE100とは「Renewable Energy 100%」の略称で、事業活動で消費するエネルギーを100%再生可能エネルギーで調達することを目標とする国際的イニシアチブを指します。


○CDP・SBT・RE100で活用可能なJ-クレジットについて

CDP・SBTでは、再エネ電力や再エネ熱由来のJ-クレジットを、再エネ調達量として報告することができます。具体的には、他者から供給された電力、熱(Scope2)に対して、それぞれ再エネ電力、再エネ熱由来のJ-クレジットを使用することができます。

RE100では、再エネ電力由来のJ-クレジットを、再エネ調達量として報告することができます。具体的には、RE100において再エネ化の対象である、自家発電した電力(Scope1)と他者から供給された電力(Scope2)の両方に再エネ電力由来のJ-クレジットを使用することができます。

まとめますと、CDP及びSBTでは再エネ熱由来及び再エネ電力由来のJ-クレジットを再エネ調達量として報告ができ、RE100では再エネ電力由来のJ-クレジットを再エネ調達量として報告することが可能です。

CDP・SBT・RE100でJ-クレジット利用されたい方は入札等で購入を検討されてみてはいかがでしょうか。


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